クライアントの TS-h765eU-8G-US で、ちょっと変わったエッジケースに遭遇したので、1時間近くかけて原因を突き止めたこともあり、ここに記録しておこうと思います。
本題に入ります。
NAS で新しいユーザーを作成し、その直後にそのユーザーを削除すると、
richacl プロセスがハングしてパーミッションの適用が止まってしまい、永遠に richacl がクラッシュ→再起動を繰り返し、バックグラウンドタスク通知が表示され続ける現象が発生します。
修正方法は比較的シンプルです。
richacl -G を実行して ACL が正しいかどうか既知の良い状態と比較して sanity check を行う
または新しいユーザーを追加する前に取得したスナップショットを復元する
もし古いレコードが残っている場合は、
/tmp/richacl_progress.conf
/etc/config/richacl/richacl_*.config
から conf ファイルを削除すれば、詰まった通知が消え、NAS が richacl を再スパーンしてクラッシュループに陥るのを防げます。
根本的な upstream 修正としては、richacl が無効な ACL ポリシーを適用しようとした際に、その状態をトラッキングして正常に中断するようにすべきです。
