個人的な趣味と仕事関係で縁があり、エンタープライズモデルのTS-h1283XU-RPとTS-1683XU-RPをそれぞれ1台ずつ、自宅の静穏ラックに実装して利用してます。
TS-h1283XU-RPは、1年ほど前にBIOSが原因で起動しなくなってしまいましたが、たまたま公開されていた最新BIOSを使って、ROMの焼き直しを行って復旧して稼働しています。
使用環境は、2台ともNVMeSSDキャッシュとメモリモジュールを増設してほぼフルスペックで、QuTS hero h5.2.3.3006 build 20250108(本投稿時の最新)で稼働させてます。
プライベートと仕事関係で利用する大切なデータの保管や管理、家庭内IoT機器用のメディア配信や子供用ゲームサーバの運用しているので、次の機能を活用させていただいてます。
■利用機能1(仕事利用)
・VMware vSphere 7.0 仮想環境用のiSCSI/NFSデータストア (VAAI plugin + QNAP VCSA Plugin )
・検証資材格納(アプリケーションやISOデータ格納)
■利用機能2(プライベート)
・個人/家族向けデータ格納(写真や動画、PC/スマホのバックアップデータなど)
・メディアサーバ (Multimedia Console + Media Streaming + CAYIN MediaSign + sMedio DTCP MOVE)
・仮想Mailサーバ/仮想WSUSサーバ/仮想MineCraftサーバ/仮想Proxyサーバを稼働 (Virtualization Station)
■利用機能3(データ保全)
・デイリーバックアップ SnapSync (TS-h1283XU-RP ↔ TS-1683XU-RP)
・マンスリーバックアップ SnapshotReplica (TS-h1283XU-RP → TS-1683XU-RP)
■利用機能4(リモート環境)
・VPN接続 (QVPN - QBelt)
・リモートファイル操作 (Qfile Pro)
・ハードウェア監視 (Qmanager)
・リモート監視 (myQNAPcloud + AMIZcloud + Organization Center)
リモート先から仮想環境やデータへアクセスやTurboNAS運転状態の確認など、痒いところに手が届くツール類と迅速/丁寧なサポート対応で、安心/安定した運用ができています。
エンタープライズモデルなのでストレス感じない使用感の他に、個人的な推しはQuTS heroならではの機能で圧縮/重複排除機能やバックアップ機能のSnapSync/SnapshotReplicaです。
TS-853Pro/TVS-873/TS-873などの過去機種のQTSでHBS3 Hybrid Backup Syncを使ってきましたが、QuTS heroはSnapshotにより日々のバックアップが圧倒的に短時間で終わるところが良いところだと思ってます。
現在Virtualization StationのHA機能のベータ版の検証が行われているようですが、可用性アップのため正式版がリリースされるのを心待ちにしてます。
また、QVRによる監視カメラ管理やContainer Stationによるコンテナ運用にも興味があるので、これからもいろいろと試して活用していきます。
私のお気に入りのQNAP製品のため、今後もQNAPスタッフの皆さんの良い製品作りと活躍に期待してます。