QuTS hero h6.0.0.3324 build 20251125 パブリックベータ 2025-11-26
対応モデル
TS-h2490FU/TS-h1090FU
TS-h1290FX
TDS-h2489FU/TDS-h2489FUR2
TS-h3088XU-RP
TVS-h1288X/TVS-h1688X
TS-h1886XU-RP/TS-1886XU-RP/TS-h1886XU-RPR2
TS-h686/TS-h886
TNS-h1083X
TS-883XU/TS-883XU-RP/TS-1283XU-RP/S-1683XU-RP/TS-983XU/TS-983XU-RP/TS-2483XU-RP/TS-h1283XU-RP/TS-h2483XU-RP/TS-h1683XU-RP
TS-h977XU-RP/TS-h1277XU-RP/TS-h1677XU-RP/TS-h2477XU-RP
TS-h1277AXU-RP/TS-h1677AXU-RP/TS-h3077AFU
TVS-h1675U-RP/TVS-h1275U-RP/TVS-h875U-RP/TVS-h875U
TVS-675
TVS-h474/TVS-h674/TVS-h874/TVS-h874X/TVS-h674T/TVS-h874T
TBS-h574TX
TS-873AU/TS-873AU-RP/TS-1273AU-RP/TS-1673AU-RP/TS-873AeU/TS-873AeU-RP
TS-h973AX/TS-473A/TS-673A/TS-873A
TVS-672X/TVS872X/TVS-672N/TVS-872N/TVS-472XT/TVS-672XT/TVS-872XT
TS-1655/TS-855X
TS-855eU/TS-855eU-RP
TS-253E/TS-453E
HS-264/TBS-464/TS-364/TS-464/TS-664/TS-264/TS-464C2
TS-466C
TS-464U/TS-464U-RP/TS-1264U-RP/TS-464eU/TS-864eU/TS-864eU-RP
TS-i410X/TS-410E
TS-h765eU
TS-h1277AFX
重要な注意事項
以下の拡張カードモデルはQuTS hero h6.0.0よりサポート終了となります: Mustang-200-C-8G-R10, Mustang-200-i5-1T-32G-R10, Mustang-200-i7-1T-32G-R10, Mustang-F100, Mustang-V100, QM2-2P10G1T, QM2-2S10G1T
一部のアプリケーションおよびユーティリティはQuTS hero h6.0.0では一時的に利用できません。完全なサポートリストは以下を参照してください: App Center - QNAP | QNAP (US)
以下のアプリケーションはQuTS hero h6.0.0でサポートされなくなります: CAYIN CMS-WS LiteおよびCAYINMediaSignPlayer(CAYIN Media Viewerに置き換え)、Mustang Card Manager、Mustang Card User Driver、Python、Python3、QButton、QmiixAgent、QVR Elite(QVR Surveillanceに置き換え)、Skype
新機能
High Availability Manager(最新バージョンが必要)
High Availability Managerは、新しいアプリケーションで、1台のNASデバイスを他のデバイスのバックアップデバイスとして設定することで、サービスの稼働時間を最大化できます。1台のデバイスで障害が発生した場合、もう1台のデバイスが自動的に引き継ぎ、サービスを継続します。高可用性を実装するには、同一モデルのNASデバイス2台が必要です。
クラスタインターフェースに仮想スイッチを使用できるようになり、仮想化ネットワーク環境での展開柔軟性が向上します。クラスタインターフェースの設定は「High Availability Manager > 設定 > HAネットワーク」で行います。注意: Network & Virtual Switchを使ってクラスタインターフェースとして仮想スイッチを設定することはできません。
「High Availability Manager > 設定 > フェイルオーバーポリシー」で自動フェイルバックの有効/無効を選択できるようになりました。自動フェイルバックを有効にすると、フェイルオーバー、システム再起動、ファームウェアアップデート後に、アクティブな役割を元のアクティブノードに自動的に戻します。
Snapshot Manager
スナップショットに「保護ポリシー」属性が追加され、従来のパーマネントスナップショット機能とイミュータビリティ(不変性)プロパティが統合されました。スナップショットの取得・編集やローカルスナップショットスケジュールの設定時に、システムによる自動削除やユーザーによる手動削除を禁止する保護ポリシーを選択できます。また、禁止期間の有効期限も指定可能です。
KMIP
KMIP(Key Management Interoperability Protocol)サービスの有効化に対応しました。KMIPクライアントを設定し、任意のリモートキ―サーバーに接続することで、暗号化共有フォルダーや暗号化LUNなどNAS機能用の暗号鍵を安全に保存・利用できます。
Storage Manager
Storage Managerで階層化ストレージプールの作成をサポートし、読み書き性能とストレージ効率を向上させます。各階層化プールは2~3階層を含めることができ、頻繁にアクセスされるデータは高速階層、あまりアクセスされないデータは低速階層に保存されます。
ACL
ACL 2.0を導入し、権限情報の保存と継承処理を最適化。大規模なファイルや共有フォルダー設定が必要な環境で、権限設定やクエリ性能が大幅に向上します。
コントロールパネル
管理者はユーザーアカウントにリンクされたQNAP IDの表示・管理が可能になりました。
管理者はユーザーのパスワードレスログインを無効化できるようになり、他の方法でのログインが必要な場合に対応できます。
ネットワークファイル共有接続のSSH暗号化設定を構成できるようになりました。定義済み暗号化モードから選択するか、カスタムモードで希望の暗号化アルゴリズムを指定できます。
デスクトップ & ログイン
このアップデートでFIDO2認証規格に対応し、NASログインのセキュリティとユーザー体験が向上しました。YubiKeyなどの物理セキュリティキーや、Windows HelloやTouch IDなどのプラットフォーム認証器を使ってログインできます。Passkeyと呼ばれるこのログイン方法は、デスクトップ > ログインとセキュリティ > 2段階認証またはパスワードレスログインで有効化できます。Passkeyログインを有効にするには、システムへHTTPSかつドメイン名でアクセスし、FIDO2サーバーがインストールされている必要があります。
QNAP IDでNASにログインできるようになりました。これによりローカルアカウント認証情報を覚える必要がなくなり、よりスムーズなユーザー体験が得られます。管理者はコントロールパネル > セキュリティ > ログインとパスワードでこの機能を有効化できます。
iSCSI & Fibre Channel
N_Port ID Virtualization(NPIV)をサポート。これはFibre Channel(FC)技術で、複数のWorld Wide Name(WWN)が1つの物理ポートを共有可能です。これにより、複数の仮想マシンやアプリケーションが同じ物理ホストポートを介して独立してストレージエリアネットワーク(SAN)に接続でき、拡張性・リソース利用率が向上し、SAN管理が簡素化されます。NPIVはHA環境でのFCサービス利用も可能にします。
Fibre Channel(FC)サービスが利用可能になり、コンピューター、サーバー、他のNAS、仮想マシンがFCネットワーク経由でLUNとしてNASストレージにアクセスできます。HA環境でFCサービスを利用する場合、「iSCSI & Fibre Channel > プロトコル設定 > Fibre Channelサービス」でNPIVサービスを有効にする必要があります。
システム
Secure Bootをサポートし、システム保護を強化しました。この機能により、NASは起動時に信頼された署名済みファームウェアのみを実行し、未承認や悪意のあるコードの読み込みを防ぎます。現時点ではTVS-AIh1688ATXでサポートされており、今後のモデルにも順次対応予定です。対応モデルは製品ページで案内します。
デスクトップのリマインダーメッセージで、希望するファームウェアアップデート時刻を設定できるようになり、柔軟な運用が可能です。
強化点
ACL
ACL 2.0へのアップグレード後、ACLエントリー上限が124から1020に拡張され、権限管理の柔軟性が向上しました。
App Center
App Centerが全面的に刷新され、よりモダンで直感的なユーザー体験を提供します。
デスクトップ & ログイン
クイックスタートページが再設計され、「Feature Tour(機能ツアー)」に名称変更されました。この新しいツアーは主要機能や最新アップデートを統合し、初回ログイン時に自動表示され、デスクトップ > その他 > ヘルプからいつでも再訪可能です。
パスワードログインの有効/無効を選択できるようになりました。パスワードログインを無効にするとアカウントセキュリティが向上しますが、Webログイン、Qfile Pro(Android/iOS)、Qmanager(Android/iOS)、Qsync Client(Windows/Mac)などパスワードレスログイン対応アプリのみ利用可能となります。設定はデスクトップ > ログインとセキュリティ > パスワードレスログイン > 利用可能な認証方法で行います。
High Availability Manager(最新バージョンが必要)
HA環境で手動およびスケジュールされたSnapSyncジョブがサポートされました。
HA環境でSEDストレージプールがサポートされました。既存のSEDプールでHAクラスタを作成する場合、各プールの暗号化パスワードが必要です。
HA環境で暗号化共有フォルダーおよびLUNがサポートされました。既存の暗号化ストレージスペースでHAクラスタを作成する場合、各スペースの暗号化パスワードが必要です。
iSCSI & Fibre Channel
HA環境で暗号化LUNが利用可能になりました。
Network & Virtual Switch
Network & Virtual SwitchのWebヘルプがヘルプセンターに移行し、より詳細で包括的なドキュメントが利用可能です。
Network & Virtual Switchでカスタマイズ可能なMACアドレスをサポートし、ネットワーク要件に合わせてアドレスを割り当てられるようになりました。
Snapshot Manager
リストビュー・タイムラインビューのどちらでも、スナップショットのアクションメニューから「スナップショットの詳細」をクリックして、各スナップショットの詳細情報を確認できるようになりました。
SnapSyncパフォーマンステスト結果を削除できるようになり、不要な記録を消去できます。
全スナップショット、スナップショットレプリカジョブ、SnapSyncジョブのステータス概要を表示する「概要」ページが追加されました。
Storage Manager
HA環境で暗号化共有フォルダーおよびSEDストレージプールが利用可能になりました。
ストレージプールのリカバリーワークフローが改善されました。
システムメモリ使用量を最適化し、アプリケーションパフォーマンスを向上しました。
HA環境でストレージプールのアタッチ・デタッチがサポートされました。
システム
HA環境で、コントロールパネルから両デバイスのハードウェアリソース割り当てを確認し、潜在的なリソース問題に迅速に対応できます。
ファームウェアアップデートインターフェースが最適化され、進捗状況のモニタリングが容易になりました。
その他の変更
Snapshot Manager
QuTS hero h6.0.0でACL 2.0にアップグレードされることにより、Snapshot Managerの以下の機能が影響を受けます: (1) ACL 2.0で作成されたスナップショットは、以前のACLバージョンを使用するデバイスにはインポートできません。(2) ソースがACL 2.0、デスティネーションが以前のACLバージョンの場合、スナップショットレプリカジョブは作成・実行できません。(3) SnapSyncジョブは、ソースとデスティネーションが同じACLバージョンの場合のみ作成・実行できます。
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