QuTS hero h6.0 Beta – macOS TahoeでSMBのメモリリーク/RAM暴走(SMBサービスが停止)

私は実際のプロダクション環境でQuTS hero h6.0 Betaをテストしており、macOS Tahoeクライアントで依然として深刻なSMBの安定性問題に直面しています。

環境

  • NAS OS: QuTS hero h6.0 Beta(テスト時点での最新ビルド)
  • RAM: 32 GB
  • ストレージ: SSD書き込み加速を有効にしたZFSプール
  • クライアント: 複数のmacOS Tahoeワークステーション
  • ネットワーク: 1 GbE LAN
  • ワークロード: 大規模なデザインスタジオの共有、大量のファイル数、多数の小ファイル、活発な閲覧と保存

問題の概要

Tahoe MacがSMB経由で接続すると、NAS上のSMBプロセス(smbd)による暴走するメモリ使用量が発生します。個々の接続が数GBのRAMを消費することがあり、Mac側ではマウントしている共有が1つだけに見えていても同様です。

RAM使用量が増加すると、NASは最終的にSMBサービスを自動的に停止し、全ユーザーが切断され、業務に支障が出ます。

観察された症状

  • smbd[client-ip]プロセスが接続ごとに2GBから6GBのRAMを消費
  • 1台のMacクライアントにつき複数のsmbdプロセスが存在
  • SMB活動が激しい際にCPUスパイクが発生
  • クライアントが切断または再起動した後でもSMBワーカープロセスが残る場合があり(孤立した「ゾンビ」smbdプロセスがRAMを保持し続ける)
  • 「オンラインユーザー」が実際のリソース使用量を正確に反映しない場合があり、ユーザーが接続していなくてもsmbdプロセスが残ることがある

再現手順(簡略化)

  1. Tahoe MacがNASのSMB共有に接続
  2. 大きなフォルダを閲覧し、通常通り作業(Finder+Adobeアプリ)
  3. 時間が経つにつれ、SMBプロセスのメモリ使用量が急速に増加
  4. NASがRAM圧迫状態となり、SMBサービスが自動的に停止

期待される動作

各クライアントごとに適切なメモリ使用量で安定したSMB接続が維持され、1~2台のクライアントがRAMを過剰消費してNAS全体のSMBサービスが停止する事態が発生しないこと。

実際の動作

SMBのメモリ使用量が制御不能に増加し、SMBが強制終了されて全ユーザーが切断される。

既に試したトラブルシューティング

  • SMB設定の調整やリース/非同期IOなどの機能を可能な限り無効化
  • macOS側の対策(ネットワーク上の.DS_Store無効化、nsmb.confのfile_ids_off、Spotlight除外設定)
  • 手動でスタックしたSMBプロセスをクリーンアップすると一時的にRAM使用量が改善するが、通常利用に戻ると再発

質問

macOS Tahoe SMBクライアントの挙動QuTS hero h6.0 Sambaビルドの間に互換性問題があることをQNAPは認識していますか?
暴走するRAM使用量やゾンビsmbdプロセスを防ぐための推奨設定やパッチの予定はありますか?

事例提供のため、必要であればログやスクリーンショットも提出可能です。

ご意見ありがとうございます。ご報告いただいた問題のテストと確認については、社内チームに依頼いたします。

より詳細な分析と根本原因の特定のため、システムログをご提供いただくか、可能であればサポートチケットをオープンしていただけますでしょうか。これにより、お客様の特定の環境についてより詳細な調査を行うことができます。ご協力とご支援に感謝いたします。

ご返信ありがとうございます。ご依頼通り「Q-202601-68940」というチケットを登録しました。