今日の監視アプリケーションにおいて、一般的に使用される ONVIF や RTSP プロトコルに加え、QNAP QVR Server は RTMP(Real-Time Messaging Protocol)ストリーミングにも対応しており、より多様な映像ソースを柔軟に統合できます。
もともとライブ配信向けに広く利用されてきた RTMP は、エンコーダー、ドローン、モバイルカメラなどで活用されてきました。現在では、QVR Server が RTMP ストリームを直接受信できるため、これらの映像を監視システムに取り込み、リアルタイムの表示や録画が可能です。
例えば、特定の TP-Link カメラ は RTMP を使って NAS に映像をプッシュ配信することができます。NAS 上でストリームのパスとチャンネルを設定すれば、ONVIF 互換性に依存することなく QVR Server へスムーズに映像を送信できます。
このプッシュ型の仕組みの大きな利点は、NAS が固定アドレスを持っていれば、カメラが動的 IP や外部ネットワークにあっても安定したストリームを送信できる点です。そのため、一時的な設置、屋外イベント、モバイル監視といったシナリオに最適です。
QVR Server を利用することで、QNAP NAS は単なるストレージにとどまらず、リアルタイム映像ソースを一元管理・統合する中核プラットフォームとなり、より拡張性と柔軟性の高い監視ソリューションを構築できます。

